machironのはじまりのはじまり


少し時間がたってしまいましたが
はじめてのエキシビジョン「はじまりのばしょ」が
会期延長の末、無事終了となりました。
足を運んでくださったみなさま、
本当に本当にありがとうございました。


Champagne Brunchという
唯一無二の素敵な場所で
たくさんの方にお会いして
絵のこと、絵とは関係ないいろいろのこと
たくさんのお話をうかがうことができました。
一番贅沢に楽しませていただいたのは
間違いなく私です。


会期中、たくさんのドラマチックな
奇跡のような出会いとエピソードが
あったのですが
私の父のことで驚くことがありました。

父は12年前に亡くなったのですが
絵を見に来てくれた、父の弟である叔父曰く

「お父さんの絵に雰囲気が似ていてびっくり」

父が絵を描く人だったなんて知らなかった私はびっくり。
なんでも、祖父が出版した本の装画を
父が担当したということがあったのだとか。

この段の絵が特に雰囲気が似ている、と。。。

その場にいた母に聞いても
「私もパパが絵を描いてたなんて知らない...」

そういえば、
父が(たぶん)中学生くらいの時に描いた
自画像がめちゃめちゃかっこよくて
感激したのは覚えていますし
漫画みたいなイラストも
確かに上手だったなぁ、と
思い出しました。

そのことを20年来の友人に話したら
「そやけどまきちゃん、
 私もまきちゃんが絵を描くなんて
 個展のお知らせもらうまで
 全然知らんかってんで。
 言わへんDNAやんか」
「...ほんまや」

今回、個展の準備をすすめるうちに
自分にとってのはじまりのばしょ、原点が
いくつもあることを改めて発見したのですが
見たことのない絵が似ているなんて
DNAから全部はじまっている。。。と
生命の神秘を感じました。

父が描いた祖父の本の装画は
初版本だけらしくて
残っているかどうかわからないようなのですが
見てみたいなぁと思います。

machiron

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