クラシックバレエ

私の作品のモチーフとしても
たびたび登場するクラシックバレエ。
なぜ私がバレエをモチーフにするのかを
考えてみました。

20歳くらいの頃

身体のためにも
何か運動したいと思っていた時に
クラシックバレエに出会い
鑑賞するのではなく
自分が身体を動かす、という視点から初めて見て
他の余計な事を考えない瞑想のような時間が
美しい音楽とともに流れていて
なんて素敵なんだろう、と魅了されました。
勝ち負けもないし、
自分自身としっかり向き合える。
それ以来ずっと
バレエは私の精神の重要な部分を占めています。

華やかな舞台で軽やかに舞う事を
イメージしがちですが
それはバレエのほんの1%ほどのことで
残りの99%は、プロでもアマチュアでも
自分の身体の筋肉ひとつひとつと向き合って
どの筋肉をどう動かせば
一番美しい角度になるのか
それを追求し続ける
地道なトレーニングだと思います。

美しい音楽に合わせて身体を動かせるなんて
最高で
あわよくば自分も
その音楽の一部になりたいと思っていますが
身体能力や技術的なことが
心についてきてくれるとは限らず…

はじめてから10年くらいでしょうか、
レッスンを続けましたが
色んな環境の変化で続けることができなくなり
13年ほどのブランクを経て
レッスンを再開してまる2年程たちました。
バレエの経験がある方ならわかると思いますが
この程度の経歴など
どこまでいっても永遠の初心者です。

それゆえに
子供のころから99%の努力を重ね
バレエが無意識にまで染みわたった、
自分の手に入らない美しさを持つ
バレエダンサーというモチーフに
こんなにも心惹かれるのだと思います。

ありがたいことに、現在
可愛いバレエダンサーたちの絵を
何点かオーダーいただいていて
これから描くのがとても楽しみです。
素敵な機会を与えてくださって
ありがとうございます。

バレエのモチーフでなくても
オーダーはお受けできますので
どうぞ遠慮なくご相談ください。

machiron

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