それぞれのものがたり
Atelier Machiron exhibition
それぞれのものがたり
残すところあと2日になりました。
5日間、
四日市まで足をお運びくださった皆様
ありがとうございました。
あと2日もお待ちしております。
お客様から色々なご質問をいただいたり
この作品が好きです
と言っていただけたり
直接お声を聞けるのは
とても嬉しい事です。
そして不思議なことに
作品に対して、
もちろんそれぞれに
思い入れはあるのですが
自分の中でより色々な思いのある作品が
お客様からの反応もより大きく
絵はやはり何かを伝える力が
きっとあるのだと実感しています。
こちらの「昂る」という作品も
お客様から多くお声がけを頂く
作品のひとつで
バレエの発表会で見た
舞台袖の子供達の様子を
描いていますが
今年の夏、私自身が
娘と一緒の舞台に立つという
最初で最後の経験をして
自分も出番待ちの時にふと目をやると
ドキドキしている子供たちの姿があって
その瞬間にすっかり
心を奪われてしまいました。
でも自分もこれから舞台に出るので
スケッチしたり写真を撮ったり
そんなことはできなくて
その時の空気を
後から思い出して描いたものです。
なので、この絵の中の子供たちは
どれが誰ではなく
みんなどれがかあの時の自分、
という
少し不思議な絵になりました。
こんなふうに
ひとつひとつの作品について
お話しできたり
お客様の想像するものがたりを
聞かせていただいたり
展覧会に在廊するというのは
かくも貴重な時間であると
しみじみ思い返した今日でした。
明日もまた、
よろしくお願いいたします。
machiron
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